幼稚園時代の忘れられないことのひとつに、誰とも戯れず毎日砂場の横でずっと立っていた内田くんのことだった。彼は小学生になって気がついたらウッチーと呼ばれるようになり戯れられるようになったが、立ってろと…
>>続きを読む久々に自分好みの良い映画に当たった気がする。長編処女作。題材はドスト氏の名著、"罪と罰"。コマ割りのテンポが良く後のカウリスマキ的なオフビート感はほぼ無いが、寡黙さとセリフの間、カット間のフェードア…
>>続きを読むフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督のデビュー作。デビュー作にして既に出来上がった監督の世界観。他の作品に比べるとセリフや心情描写は多めなのかな。撮り方と音楽のセンスはこの時から健在。原作のドス…
>>続きを読むやっと観ることが出来たデビュー作。にして罪と罰!割とエッセンスだけ抽出してしっかりカウリスマキしてるの流石。
マッティ・ペロンパーの長い前髪ティモテみたいにするのや、三輪車で待ってるののとかたまらん…
ナポレオン主義とかどこ行ったって具合で、脚色が大胆と云うか若干話が変わってる気もしなくはないけども、原作を削ぎ落として尺に収めた上で要所は抑えてる。もはやドスト氏ってよりカウリスマキ印に仕上げてるあ…
>>続きを読むアキ監督の初作品。
最初は、火曜サスペンス張に息詰まる心理劇かと思いきや、やはりアキ監督のベーシックにして核となるところは、もうすでに出来上がっていましたね。さすがです。最後のシーンとても良かった…
アキ・カウリスマキのデビュー作。
ドストエフスキーの原作を、現代のヘルシンキを舞台に翻案した作品だが、ロシア文学に一切興味がない身としては純粋にカウリスマキ作品として楽しんだ。
そして、DVDジャケ…