罪と罰に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「罪と罰」に投稿された感想・評価

幼稚園時代の忘れられないことのひとつに、誰とも戯れず毎日砂場の横でずっと立っていた内田くんのことだった。彼は小学生になって気がついたらウッチーと呼ばれるようになり戯れられるようになったが、立ってろと…

>>続きを読む
AVE

AVEの感想・評価

5.0

久々に自分好みの良い映画に当たった気がする。長編処女作。題材はドスト氏の名著、"罪と罰"。コマ割りのテンポが良く後のカウリスマキ的なオフビート感はほぼ無いが、寡黙さとセリフの間、カット間のフェードア…

>>続きを読む
レン

レンの感想・評価

4.9

フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督のデビュー作。デビュー作にして既に出来上がった監督の世界観。他の作品に比べるとセリフや心情描写は多めなのかな。撮り方と音楽のセンスはこの時から健在。原作のドス…

>>続きを読む
ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0
(35mm)
カウリスマキ作品ではいちばんエンターテインメント的かもしれない。撮影と照明が既に良い。
monaminami

monaminamiの感想・評価

4.8

やっと観ることが出来たデビュー作。にして罪と罰!割とエッセンスだけ抽出してしっかりカウリスマキしてるの流石。
マッティ・ペロンパーの長い前髪ティモテみたいにするのや、三輪車で待ってるののとかたまらん…

>>続きを読む
otom

otomの感想・評価

4.8

ナポレオン主義とかどこ行ったって具合で、脚色が大胆と云うか若干話が変わってる気もしなくはないけども、原作を削ぎ落として尺に収めた上で要所は抑えてる。もはやドスト氏ってよりカウリスマキ印に仕上げてるあ…

>>続きを読む
紫陽花

紫陽花の感想・評価

5.0

アキ監督の初作品。

最初は、火曜サスペンス張に息詰まる心理劇かと思いきや、やはりアキ監督のベーシックにして核となるところは、もうすでに出来上がっていましたね。さすがです。最後のシーンとても良かった…

>>続きを読む
コインロッカーの鍵

主役のマルック・トイカが素晴らしい。特に尋問される時、人中に汗をかく意図してできない演技。ペロンパーのスープのかぶりつき方。行動と思考が一致がした時、救済される。8年。埃。

アキ・カウリスマキのデビュー作。
ドストエフスキーの原作を、現代のヘルシンキを舞台に翻案した作品だが、ロシア文学に一切興味がない身としては純粋にカウリスマキ作品として楽しんだ。
そして、DVDジャケ…

>>続きを読む
みんと

みんとの感想・評価

4.1

アキ・カウリスマキ監督長編デビュー作。

弱冠26歳にして初監督の彼が挑んだのは難解で知られる文豪ドストエフスキーの名作『罪と罰』。
舞台を現代のヘルシンキに移し、食肉解体工場で働く青年ラヒカイネン…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事