あかぽこ

罪と罰のあかぽこのレビュー・感想・評価

罪と罰(1983年製作の映画)
3.9
アキ・カウリスマキが26歳での初長編作品を鑑賞。

ロシアの古典文学『罪と罰』をモチーフに、物語を現代社会に置き換え、至極正統法なカットと構成に、既に確立された必要最小限のセリフ廻し、徹底的な虚無感とほんの少しのセンチメタリズム…。

……と、映画制作に携わっていた友達が熱く語っておりました…😅

…難しい事は良く解りませんが、確かに後年のカウリマスキ作品の作風と比べると、ラストで結実する主人公の圧倒的なニヒリズムは、ポツコンな自分にも強く感じて記憶に残る作品でした…。
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