酔って知らん人に罪を告白したり、周りにいてくれる人から素直に良心を受け取れなかったり、そのくせ警察には挑発的な態度ばかり取ってしまうような主人公が人間味があっていい
そういう弱さがちゃんとスクリーン…
アキ・カウリスマキ監督26歳、驚異の長編デビュー作。
ドストエフスキー不朽の古典文学「罪と罰」を現代的に翻案。
食肉解体工場で働く青年ラヒカイネンは、ある日の夕方、ある中年男の部屋を訪ね射殺する。…
カウリスマキの一作目。
カッコつけすぎ感がある。題材から何から、何やらソリッドな映画にしようとしてるように感じて鼻につく。音楽も、挿入歌はどれも絶妙にいいが(特に最後に車のエンジンかけた時に流れるド…
素晴らしい!罪と罰を映画化するのはかなり思い切った挑戦だと思うけど、とてもよくできていた。罪と罰の原作未読なので許せる側面がもしかしたらあるのかもしれないが、映画単体で評価するという意味では、正直最…
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食肉センターで働く男ラヒカイネン。
壁のゴキブリを包丁で真っ二つに殺し、牛の解体を始める。
血まみれで動物を解体する姿というのはやっぱり「殺人」とリンク(ほのめかし)するから気持ちのいいも…
冒頭の虫カサカサ音から殺す、肉加工工場の血を洗い流す排水溝のシーンがとても印象的。
音楽のかかり方がおしゃれ。
ロシア人女性?エヴァかわいい。
ラストエヴァみて戻って自首からの、歌詞のリリック。"…
自分の信じる正義の為に殺人を犯すラヒカイネン。
彼は孤独な男そのもの。
彼は結局、愛を求めていたのだろうか。
でも、愛を求めていたとしても、彼の自意識が認めることを許さない。
だから、彼は…
今まさに銃の引き金を引こうとしてる男も、彼に銃口を突きつけられている男も、床に転がる死体と犯人を発見した女性も、とにかくみんな冷静すぎて、なんで??私だったら絶叫してるわ!!となったけど、フィンラン…
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