「俺が殺したかったのは人じゃない、道理だ」
ドストエフスキーの『罪と罰』を現代のフィンランドに蘇らせたらしいアキ·カウリスマキの初期作品。タイトルこそ同じなものの、ストーリーには大幅な改変がなされ…
登場人物達の淡白な喋りとリアクションはアキカウリスマキやな〜って感じやけど他の作品に比べれば表情豊か???
最後主人公の心が大きく揺れて、道理を確信するシーンがめちゃくちゃ印象的でした。今作の題材と…
終盤にかけてひたすらにかっこいい。
このハードボイルドさ具合はカウリスマキにしか出せないなと思いつつ。
顔に寄ったショットも彼らしい。
犯罪は揺るがず存在しつつも、人間世界の不幸も対照的にあり。
登…
「殺したかった道理」
罪と罰を題材に描いた作品
最後の切り返しとシーンと、女性を見て振り返るシーンは印象的であった。
◆内面的な苦しみはあまり描かれることな淡々と進んでいった。主人から漂う悲壮…