アキ監督の初作品。
最初は、火曜サスペンス張に息詰まる心理劇かと思いきや、やはりアキ監督のベーシックにして核となるところは、もうすでに出来上がっていましたね。さすがです。最後のシーンとても良かった…
精肉工場はファスビンダーの『13回の新月のある年に』を彷彿とさせる。葛藤が生じ、倫理的な行動として自主する訳だが。サイドミラー越しのショットや、タバコによる視線の誘導、フェリーからマッティ・ペロンパ…
>>続きを読むカウリスマキ初の長編劇映画監督作。罪と罰ってこんなんだったっけか。警察に捕まりたいのかそうではないのか、揺れる犯人の男の葛藤を描く。
無表情な人たちと独特な暗さはこの頃からもう完成されていてすごい。…
言わずと知れたロシアの文豪ドストエフスキーの原作をアキ・カウリスマキが描いたデビュー作。
キリスト教がベースに大きな流れとなっている原作に比べ、こちらは人間の心にポイントを置いている。
自分の信…