FumiyaIwashina

きみの瞳(め)が問いかけているのFumiyaIwashinaのレビュー・感想・評価

3.5
視覚障がい者の女とかつてボクシングで将来を期待されながらも暗い過去を持つ男の純愛物語。
事前情報をあまり入れずに鑑賞したが、開始わずかで韓国版のリメイクだと気付き、その後も、ストーリーに関してはほぼほぼ同じで、進んでいくうちに、ディテールもどんどん思い出してきた。その分、衝撃はなかったが、逆に突飛な展開でも2回目ということで、すっと心に入ってきた。
また、陰の世界で生きてきた男の過去はなかなか壮絶で、彼自身も残酷になることがあったが、韓国版よりはバイオレンスが強すぎず、観やすくなっているような気がした。
キャストに関しては、韓国版のソ・ジソプはおじさんとも取れる絶妙な渋さが感じられたが、横浜流星をおじさんと言うのはさすがに無理があったかなと思うが、ボクシングシーンも含め、女性受けは間違いないだろう。ただ、男性目線からするとヒロイン役は吉高由里子よりもハン・ヒョジュの方が好きだった。