ちろる

きみの瞳(め)が問いかけているのちろるのレビュー・感想・評価

3.7
愛すべき人に出逢った。

もう誰にも迷惑かけずに静かに生きたい

そう思って影のように生きようとしていた僕の目の前に突然現れた君。
その人は、笑顔が素敵で、明るくて、可愛らしい人。
僕の日陰の人生では出会えなかったような人。

君を守ろうと決めた日から、僕は強くなれる気がした。
見せかけの強さではなくて本当の強さ。

帰るべき場所は決して家族とか生まれ育った場所だけてはなくて、愛し愛されるその人がいる場所がそれだったりする。

入り組んだ「おかえり」と「ただいま」は重みを携えて、誰も邪魔できない2人だけの言葉となった。

美しい横浜流星さん演じる涙塁が無口なおじさん→ハンサムじゃない男の子として、目の不自由なあかりを守っていくラブストーリー。
顔の造形見て、あかりも彫刻やってたわけだし不細工なわけないじゃん!とツッコミいれつつ、まぁビジュアルでどうこう言うのを追いとけば、とても純粋でまっすぐなラブストーリーだったと思う。
見どころはなんと言っても横浜流星さんのかなり本格的なキックボクシングシーンや、アングラファイトクラブで繰り広げられる死闘さながらの戦い。
もちろんそれに伴い鍛え抜かれた無駄のない精悍なボディがあかりを守る!と訴えかけているよう。

元々は韓国版があり、それがリメイクされたとのこと。
オリジナル版はまだ観ていないので今度観たら比べてレビュー書いてみようかな。
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