ギャビン・フッド監督の新作。
監督の前作『アイ・イン・ザ・スカイ』が年間ベスト級だったこともあり、期待して鑑賞。今回もギャビン・フッドは凄かった!
国家機密をリークしたイギリスの女性諜報員の物語。題材からして当然ながら社会派の色合いは強い。しかし、映画は信念と正義を貫く1人の女性のドラマへと昇華していく。内容はグッと刺さるもので見事だ。
また、ドラマとしての面白さは充分に担保されている一方で、随所に挿入される捻りの効いた展開がアクセントになり、サスペンスフルなエンターテイメントとしても堪能できる。
見事な社会派のサスペンスでした。ギャビン・フッド監督は今後も要注目の存在に感じました。オススメ。