ちさと

プリズン・サークルのちさとのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
4.0
観たいと思って1年越しに観ることができました。私が卒業研究で取り扱ったテーマに似ています。

刑務所にいる方の加害の背景には、壮絶な子ども時代の被害の経験がありました。いじめ、虐待など
リアルな話に心がとても痛くなりました。

子ども時代に、心が安心できる場所がなかった、自分の居場所がなかった、抱きしめてもらった感覚がないという言葉が印象的でした。

子ども時代に、価値観を否定されず共感され、存在を肯定される関わり、心に響く温かい生活体験を積むことがどれだけ大切かを実感しました。
ちさと

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