すみ

プリズン・サークルのすみのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
4.1
誰かに話す、頭の中を整理する、思いを言語化する、自分の思いと向き合う……
話せる誰かがいることで、思考のループが堂々巡りしなくなる事実と、こうした場所にアクセスできる機会が受刑者だけでなく世の中にあれば、と出所後の疑似TCシーンからより強く感じられた。
TCの参加者に選ばれる受刑者は、字も比較的綺麗で難しい漢字(テキスト丸写しかもしれないけれど、憂鬱など)を書ける、受刑者の中でもかなり社会性のある方々なのだろうけれど、
だからこそ社会復帰への怖さを認識できてしまうのかも。
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