わに

プリズン・サークルのわにのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
2.0
※点数はあくまで映画に対するものです。内容は見られてしかるべ映画だと思います。

テーマ云々以前の話を先に。作り手が親切であることは伝わってきます。「刑務所」という制約(特に顔を映せない)があることも承知してます。その上でも、字幕による説明が多すぎたり、受刑者の過去も同じような内容が繰り返し見せられるとさすがに興味がなくなってくる。「映画」としても評価はやはりしづらい。一方、受刑者の過去を安っぽい再現VTRなどではなく、アニメーションで見せるなどのよい工夫がなされていたから、なおさら気になってしまった。

日本の刑務所にこういった施設が増えるといいなと感じました。民間が入っていくことによって、自治体にはできないことであったり、この映画でも出所後にも定期的なつながりを持てることの重要性は大きいと思います。(民間に委託することで、雇用も生まれるし、もしかしたら出所後の仕事にも繋がるかもしれない)
わに

わに