ずっと気になってて見たかった作品。
出所した後の人も映って語ってて驚いた。
ただ、そこでまた語り口が詰まってたりその後も簡単じゃないんだなと。
みんな子ども時代の喪失・空白が大きいんだな…と。
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島根の刑務所の、TCというアメリカの更生プログラムの様子2年間のドキュメント
新しい試みや民間関係者といった仕組み、
犯罪者の心理や更生のためのワーク等も
非常に興味深いが、
人間の心理を相当深く…
僕らには自分のことをありのまま語る場が必要。日常では関係性による利害があるからこそ言えないことがたくさんある。だからこそ、「場」が求められる。そういう「場」を作ることに関わりたいという思いもある。刑…
>>続きを読む本当に素晴らしいドキュメンタリー。食い入るように観た。
大人の年齢になれば、行動の責任は自ら負わなければならないが、彼らは子ども時代から、あまりにも与えられておらず、そのツケまでも自分で負わなくては…
「帰る場所があるという感覚が
本当に ない」
自分の事件では被害者の気持ちがわからなかったけど、他人の事件だと被害者の気持ちがわかったという言葉が印象に残った。
最後はちょっと泣きそうになった…
このレビューはネタバレを含みます
感想!研究では、女性視点で見がちだから、すこし見方がかわった。二、三歩下がって見られる感じ。わたしは泣いてばかりいないで足とか手とか頭とかを動かせよ。傷つきの連鎖を知っている人が、たくさんいる世の中…
>>続きを読む書籍「他者の靴を履く」で言及されていたため、鑑賞してみた。
しっかりと本人に向き合い、じっくり時間をかけて関わり、本人が自ら変化するのを待つ。専門家の力量が問われるし、また、当事者が互いにサポート…
このレビューはネタバレを含みます
心理療法の可能性を感じた。
「罪を犯した人」以上のその人を見つめようと思う人間がいわゆる「一般社会」の中にどれだけいるんだろう。
一人の人間としてその人自身を受けとめたり、その人の語る言葉の手触…
犯罪者 の見方が変わった
誰しも被害者になりうる、加害者になりうる同じ人間
違いは、その行為にさせてしまった、その人がしてきた経験
生きる推進力を色々な形で削がれて、生きていくための手段として、…
(C)2019 Kaori Sakagami