加登魁修カドカイシュウ

リチャード・ジュエルの加登魁修カドカイシュウのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.0
呼吸をするように傑作を生み出す男、クリントイーストウッド。
またしてもやってくれました...

傑作なんだけど、さり気なく...感服致します
事実を基にした映画。
『事実』そのものは誰しもが知る所にぽつーんとあるものなんだろうけど、それをここまでショーアップできるのはイーストウッドくらいなんじゃないかなー?
競技シーンと検証シーンをクロスさせる感じ、あの上手さたるよ!他にも色々


役者ってスンゲーーーーーと思わされた一作でもある
いつもバカが付くほどバカなデブを演じている彼!いつも良い感じのバカデブ脇役を演っている彼が...なんと主演!!
しかも性格はいつもと真逆のバカが付くほど真面目なデブ!!それを見事に演じ切っていて(いつものお人好しポンコツ感も残しつつ)ただただ凄いなーと。

タッパーに無造作に書き込まれた文字、書く側はちゃちゃっと書いたんだろうけど、マジックで書かれた文字はなかなか消えないよねー