リチャード・ジュエルが犯人ではないと分かってはいても、彼には怪しいところがいっぱいある。
過去に問題を起こしているし、田舎で母親と暮らすデブ。妙に正義感があり、たまに変な行動を起こす。
でも、彼のしていることの大半は良いことだ。爆弾を発見し多くの命を救った。
このギャップに直面した時私たちはどうしても悪い方に目を向けてしまう。メディアの情報に操作されてしまう。
この事件が起こった96年はSNSなど存在しない。それでも疑われた人物はここまでの苦痛を味わうのだ。
SNSに惑わされず、人は見た目で判断しない。大事なことである。
※今作を見る前に「アイ,トーニャ」を見るのはやめましょう。リチャード・ジュエルが100倍怪しく見えてしまいます。