小津の"東京物語"と続けざまに観たせいか(クローズアップが際立つ)、本作は遠景のショットの多さに驚く。
また、カメラワークに関しても、"東京物語"は固定された定点での描写が多用されていたが、"雨月物…
このレビューはネタバレを含みます
"この世ならざるもの"の描き方が非常に技巧的。カッと照らす光と影のコントラスト+俳優のおどろおどろしく憎悪溢れる演技に、裸にされた弱々しい姿の主人公で恐怖が増大。
湖畔での妙に明るい光に包まれたシー…
花腐しの監督荒井晴彦さんは現代の雨月物語をやりたいのだと言ったらしいが確かに共通したモチーフがあるかな。どちらも怪談なのだけどこちらは一種の反戦映画とも観れる、森雅之と小沢栄太郎の兄弟は権力欲や物欲…
>>続きを読む妻子のいるイケメンを寝取る貴族ビッチ姫が出てきてなんやこいつ、とおもったらそういうことだったのか。
衣装とセットが凝りまくっていて撮影の規模の大きさと映画にかける情熱が伝わってくる
入浴シーンで…
紹介されて観たけど、予想以上に面白くてびっくり!
これは落語や古典文学に親しんできた杵柄なのか…?それとも誰が観ても観やすいと感じるもんなのかな、分からないけども。
理解したテーマとしては欲深さ/…
カメラが滑らかに動くワンカット撮影が多い。序盤、村が襲われ、家族は川を渡り逃げる。水面がキラキラと光り、行く先を霧が覆い隠す。幻想的なシーン。
音楽は西洋風、日本風を効果的に使い分けている。
迷…
このレビューはネタバレを含みます
手違いで総天然色版を視聴。モノクロとどっちがいいのだろう。
京マチ子の演技に見とれてしまう。色気と言い、恐ろしさと言い。
ストーリーは日本人なら誰でも馴染みのあるもの。
でも当時の海外の人から見…