青二歳

雨月物語の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

雨月物語(1953年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

能面の小面や若女などはとてもとても美しく思う。けれど、小面そのままの女性を前にしたら美しくはなかろう…しかしさてさて、眉なしひとえ(に見える)の京マチ子が壮絶キレイ。
あの大きな目千両のまぶたは確かに実は厚めだけれども。にしても化粧と演技とですっかり小面のような、艶やかな切れ長の目になっている…!重いまぶたが色っぽい…!

ストーリーは上田秋成の雨月物語から。京マチ子は当然人ならざるもの。あんな美人がやたら歓迎してくれたらそらぁ居着くよね。仕方ない。観客からすると美人すぎるし罠フラグ立ちまくりなんだけれどね。仕方ない仕方ない。
京マチ子を愉しむ映画。
青二歳

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