ちぬちぃぬ

雨月物語のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

雨月物語(1953年製作の映画)
4.2
以前から評判は耳に入っていたのに
やっとこさ鑑賞いたしました
(特に海外で高評価ですよね)

始まってしばらくは、なんというか近江地方で安土・桃山時代のようで
でも言葉は完全に標準語で現代的で
家族の様子も昭和初期〜戦中みたいな感じがするなぁ…とか思って観てたんですよね

途中からそんな細かいことはどうでも良くなりました
面白かったです✨
全体的に霊的要素強めでした

源十郎の方はまるで竜宮城にでも誘われたような幽玄世界から恋しい女房子供のもとに帰還…のはずが
奥様は亡くなってて、それもまた幻だったんですね
いやぁ、若狭さまが妖艶すぎて京マチ子さん似合ってたなー✨

藤兵衛の方は見ていて映画『首』を思い出しました
まぁこっちの夫婦は元鞘かな

この四人(源十郎、源十郎の息子、藤兵衛、藤兵衛の妻・阿浜)でまた家族のように暮らすのかも