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野球少女のTAMUのレビュー・感想・評価

野球少女(2019年製作の映画)
4.0
『梨泰院クラス』でトランスジェンダー役ヒョニを演じたイ・ジュヨン主演。
てことで、そりゃもう楽しみにしてた♪

なんてったって、個人的にはインディー映画『なまず』たまたま大阪アジアンで鑑賞してたこともあり、俺のイ・ジュヨンw

そして熱い!
本作、意外なところで、あの長家(チャンガ)会長ユ・ジェミョン登場。1人おおーっ、となってしまった(笑)
さあ、土下座か、の息を飲む展開ではあったが、そういう話では無かったw

本作はプロ野球選手を目指す少女、高校生チュ・スイン(イ・ジュヨン)の葛藤の物語。
中学生までは男の子たちより球速も早かったし、身長も高かった。それが今では…
だが決して諦めないスイン。妥協を頑なに拒み挑み続ける姿を応援せずにはいられなくなる。

敢えて言うと、ちょっと身体が出来てない感じ。棒切れみたいだもの。顔もこの際、年中日焼けのような赤ら顔だとリアリティが増したかも。

一方、本作で圧倒的な存在感を示すのは、母ヨム・ヘラン。やっぱ、すげーよ。口でしゃべる以上に顔がメチャクチャしゃべるんよ💦
最近ではヨム・ヘランが出る作品を観れるとテンション上がるが、本作は最高峰♪

あと、至る所でお見受けするキム・ジュンス先輩。本作では、適当なんだか類稀なセンスがあるのかイマイチ分からない野球部監督。こう言う白黒二面ある役やらせたら右に出る者がいないw

本作はコロナの影響も多分にあったと思われるが、本国公開は動員4万7千。日本公開はそこそこ上映館数が多いので、プチヒットしてくれますように!
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