このレビューはネタバレを含みます
能面の小面や若女などはとてもとても美しく思う。けれど、小面そのままの女性を前にしたら美しくはなかろう…しかしさてさて、眉なしひとえ(に見える)の京マチ子が壮絶キレイ。
あの大きな目千両のまぶたは確か…
お姫様に取り入られるシーン、白黒映像も相まって変な夢を見てるみたいだった。
繋ぎが幻想的。露天風呂から飛び出たお湯が段々と石庭の模様になって場面が変わるのも良かったし、奥で家事をしてる妻が画面手前…
花腐しの監督荒井晴彦さんは現代の雨月物語をやりたいのだと言ったらしいが確かに共通したモチーフがあるかな。どちらも怪談なのだけどこちらは一種の反戦映画とも観れる、森雅之と小沢栄太郎の兄弟は権力欲や物欲…
>>続きを読む赤線地帯の演技してます感がすごく苦手だったけど歴史物というフォーマットのおかげなのか気にせずに観れた(実はここ最近、演技感が苦手で途中で見るのを放棄してしまった同時代の日本映画がたくさんあります)。…
>>続きを読む中州大洋で見た思い出。あの場所で印象的な映画は色々みたけど、小舟のシーンが強烈に焼き付いてる。その一瞬に近いものが心に深く残るのってほんと不思議だなぁと思う、映画の力を感じる。映画館で見れてよかった…
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