プロデューサーとして、長年苦楽を共にしてきた映画監督が目の前で急死。
おまけに会社もクビになったし、家族も恋人もいないチャンシルさん。
出会った年下男性を気に入ったものの、大好きな『東京物語』をタイクツと言われるは、告白すれば姉のようだなんて言われる始末。
でも映画から離れて普通の生活をしてみると、意外と普通も悪くないもんだと気づいていくストーリー。
しかし自分自身との向き合いに、幽霊のレスリー・チャンをメタファーとして使っちゃうなんてアリ？って笑っちゃいました。
チャンシル役の女優さんは長編デビュー作らしく、日本でいえば安藤サクラっぽくて韓国には少ないタイプ。
そしてこの監督自身も長くプロデューサーをしていて初監督作品って事で、自身の経験も重ねていたのかな？
