もか

ブロードウェイと銃弾のもかのネタバレレビュー・内容・結末

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

80点

初めはすこしわかりづらかった。

だけど、段々と素晴らしい映画だなと後半になりすごく感じた。

馬鹿でナルシストな女と、
賢くナルシストな女を対比的に描いていた。
そのやり取りも、その中でやり取られる人を
見ていても面白かった。

そして、1番馬鹿そうなヤクザが、
1番賢く才能がある男だった。
だけど、残念ながら彼にはその才能を発揮できる立場と運がなかった。

だから、新人劇作家にアドバイスを求められるのが嬉しかったんだろうなって思う。
死ぬ直前まで、こうした方がいいってくらい
執着していたのは、まじでプロだった。

そして、その新人劇作家の少年は、
ヤクザと接していて、
自分のことに「気づいた」んだね。

だから、一瞬はダイアンへ向いた愛も、
やっぱり彼女に向けた。

感情の赴くままに、
自分らしくというのが今までのウッディの作品に多かったけど。

自分がおさまるべきところへ気付いて、収まる。

なんかちょっと前進した、
そんな感じの作品だったのかな。
もか

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