このレビューはネタバレを含みます
◎少々難あり役者達の不協和音が楽しい。ブロードウェイ舞台裏あるある的な。
◎ダイアンウィーストとジョンキューザックとの台詞の掛け合いが粋。
映像も色も衣装も全て、彼女の為に作ったかのような演出。
◎ギャングの男が人を殺してまでも、自分の最期の時までアーティストにこだわり、芸術家を目指した演出家は、目の前にある成功を捨て、普通の愛を手に入れる。
根底に流れるテーマはアーティストであるか、中身のある人間であるか。
シェークスピアの未発表作品と名もなき一般人、どちらを助ける?