zhenli13

ブロードウェイと銃弾のzhenli13のレビュー・感想・評価

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
4.0
脚本がとても好い。それぞれのキャラクターに血が通ってて活き活きしており、ウディ・アレン作品におけるイヤな部分がここでは見えてこない(笑)
チャズ・バルミンテリ演ずるボディガードが中盤から頭角を表し、日陰者であるはずの彼に「芸術」に命を捧げる運命の者とそうでない者の違いを体現させるというのがとても好かった。窓越しと道路の三方関係でのやりとりであっさり解決するのも好い。
ウディ・アレンが出てないウディ・アレン作品は彼の余計な恣意が入らないから好いのかもしれない。
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