寿司

ブロードウェイと銃弾の寿司のネタバレレビュー・内容・結末

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

好き!キャラクターが魅力的。1928年、ギャングの親玉が愛人を舞台にキャスティングさせる。冴えない脚本家の脚本が子分にテコ入れされ、ヒットを飛ばすことで生活が一変していく。
ショー界の「面白いものが正義で、モラルは2の次だ」という価値観が脚本家を振り回す。大食いの俳優がロールケーキを台本に包む所とか、恋人の犬の餌を盗み食いする所めっちゃ好き。
オリーブが「生きるべきか死ぬべきか」を暗唱できないの良い。親玉が「ハムレットってどこの男だよ」って言い出す流れが完璧。
「面白い脚本」が出来た後、コメディから一転する冷酷な世界。この狂気と隣り合わせのショー界が、皮肉を並べつつも監督は好きだったんじゃないだろうか。
「IQマイナス50」のくだりも好きだけど、「愛は深いが、セックスの深さはたかだか数インチ」の文句が最高。墓に刻みたい。
ビリー・ワイルダーをカラーで観てるような映像もわくわくした。「この大根役者!」のシーン最高だった
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