タキ

ブロードウェイと銃弾のタキのネタバレレビュー・内容・結末

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

人が撃たれて死ぬシーンが多いが舞台を見ているような感じで虚構性が強くコメディの邪魔をしていない上手い脚本。
ウディアレンの実体験がかなり盛り込まれてるんだろうなと思うと2倍笑える。
キャスト陣はみんな個性的すぎるほど個性的。お稽古に犬連れてくる女優とか見るたびにビジュアルが安定しない俳優とかマジでいそう。共演者といい仲になる者もいれば演出家にロックオンの者もいる。ヘレンの20歳近く年下の演出家をたらしこむ技がおそろしく自信たっぷりで感動すら覚える。あと「Don't speak」のバリエーションがスゴイ(笑)
倫理感もモラルもない天才(チーチ)は芸術のために死に、凡才(ディビッド)は愛する女のためにアーティストを捨てた。
けっこう笑ったけどよく考えるとなかなか切ない。
タキ

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