ひとつの太陽のグレポのレビュー・感想・評価

問題児である弟が少年院に送られたことがきっかけで崩壊する家族とその後の再生を描いたヒューマンドラマ。

絶望のどん底の状況から家族の形をなんとか立て直せたのは母親が踏ん張ったおかげかなと（かなり力業でしてけどね）。
このまま家族としての幸せを取り戻していくのかなと思っていた矢先の父親の告白ですよ。子供の事を想ってやった事とはいえ、あれはさすがにアウトでしょ、さらに重い枷を負うことに。個人的にはなんか悶々として終わってしまった印象でした。

そこが本作の持ち味なんでしょうけど。