全然カンフーでリーグしてません。
日本版の予告編作るの大変だったろうなぁ、あくまでカンフーアクション物として売りたかっただろうけど、いくら何でも無謀すぎるし…いざ蓋を開けたら全然本格的カンフー映画じゃないんだもの。
まず主人公の顔を予告で殆ど使ってないもんね。
前評判を聞いてたのでハードルを下げに下げに下げまくって見たけど、映画としては面白くはなかったですね。よく早送りしなかった俺()
そもそもコンセプトが寒い。カンフーの達人をタイムスリップさせると言うのは面白い。でもその達人らを主人公の恋路に使うと言うのがもうね…😑
カンフーオタクがタイムスリップした名作「ドラゴン・キングダム」とは訳が違う、まぁあっちはキャストも金も掛かってるから比較するべきじゃないとは思うけど。
四大カンフーマスターを使う理由も特に無し、普通にキャストの無駄遣いだと思った。寧ろ有名武術家を滑稽に描き過ぎてる、陳真は架空のキャラだけども。アンディ・オンをずっとあの格好にしなくたって良かったじゃないか…。
アクションも目を見張るものも無く、ラブコメだから特別多い訳でもなくワイヤー多様のアクションだらけ。無影脚はワンチャイの頃からの技をそのまま使ってたのは評価する。
劇中で一番萎えたのはイップ・マンの扱いね、ネタバレだから言わないけど道理で全然戦わないし何か冷めてると思ったわ。
笑える部分は無くはないんだけど「フッ」って言う失笑しか出てこなかった、B級よりのC級映画と呼ぶべきシロモノ。
良い点を挙げるなら脇役にちらほら懐かしの面々が出てた所。レオン・カーヤンや懐かしではないけど少林サッカーのラム・ジーチョン。一番驚いたのはブルース・リャンが出てた事、年齢の割によく動く。チウ・マンチェクともちゃんと戦う。カンフー・ハッスルのパロディかな?と思う様な動きを結構してたイメージ。
こんなん作るなら四人がタイムスリップしてカンフー大会で戦うと言うコテコテのカンフー映画を作った方が売れたと思う。ラブが本作では邪魔でしかない。
カンフーを期待して見ると絶対後悔します。