半身不随の息子をもつ、昔ながらの葬儀屋を営む男性と、その隣に越してきた母子家庭の死と生を考えるハートフルアットホーム映画。
スピード感が日本映画。
「おくりびと」風なものかな、と思ったらさすが韓国映画。内容はハード…。
アンソンギは本当に素晴らしい俳優だね。
もう一挙一動、心に響く。
最初から最後まで涙が出っ放し。
あったかいやら悲しいやら切ないやらで。
言葉が少なくても胸にくる。
とは言え、日本映画と違うのは強情な人の強情感かな。
冷たい対応や「これをやりたい!」となった時の押し通し方が
やっぱり違うなぁ、と思ったりした。
それも含めて韓国映画の面白い所だけど。
誰でも人の力になりたいし
人に必要とされたいし
人に認めて貰いたいし
助けて貰った人には感謝したいし
子どもは大切だし
そういう当たり前がたくさん詰まっている映画。
生きる事と死ぬ事を目の当たりにしながら
生きていく事を考えさせられる良作。