ジャイロ

メキシコの祝祭~死者の日のジャイロのレビュー・感想・評価

メキシコの祝祭~死者の日(1957年製作の映画)
3.6
なんかナショジオを読んでいる気分になった。

メキシコ

死者の日

町中がガイコツで埋めつくされるその日は、日本でいうお盆みたいなものなのかな?ガイコツのお菓子、ガイコツの人形、その日は死者が戻ってくる日。一日がカラフルに彩られる。

古代アステカ文明から延々と受け継がれてきた死生感。死を身近な存在として死者と共に生きる文化。世界の欠片を切り取ったフォトグラフが、圧倒的なドキュメンタリーで異文化に触れた気でいっぱいになりました。

死者の日は絶対に涙を流してはいけない。

なんでも死者が涙で滑って転んでしまうからなんだそうな。死者も生者も楽しく笑って過ごす死者の日。なんだか羨ましいような気さえしてくるのです。

マリーゴールドが綺麗でした。

世間ではターミネーターと呼ばれるガイコツで賑わっていることと思いますが、私はこのメキシコのガイコツでも結構満足しております💀

イームズさん、なかなかいいよ。次いってみよー