たけひろ

ジェントルメンのたけひろのレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
4.0
俺たちのガイ・リッチーが帰ってきた。

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と「スナッチ」が公開された当時、イギリスのタランティーノが現れた、と歓喜した者からすると、以来ずっと刺さる作品が無く寂しかったもので、本作のようなクライム・コメディは嬉しくなる。

もちろん、そこまでの前振りも大切だけれど、トドラーズの登場からの展開で一気に面白くなった。

マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、コリン・ファレルは重力のあるさすがの演技。

逆にヒュー・グラントは軽妙さでバランスを取っていて、チームプレイに感心。

緊張感の漂う中での遊び心のある台詞。

バイオレンスとユーモアは絶妙だったし、サントラや衣装のセンスも光ってた。

悪党やクソガキどもが懲らしめられるのって快感。

トドラーズのトラックスーツ、あれは欲しくなる。

彼らとコーチがメインとなるスピンオフが観たくなってしまった。
たけひろ

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