イケオジの世界大会、開幕。
アメリカの映画における敵国ってロシアとか中国が多いけど、イギリス感マシマシの本作ではアメリカもロシアも中国もみんな敵ってのがアホらしくて良い。
意外とドンパチしない。ギャングはギャングだけど、割とビジネス寄りなストーリー展開で面白かった。ドミノの表現が出て来るけれど、本当に次から次へと災難が降りかかり上手くいかない感じがいかにもガイ・リッチー作品って感じ。演出も効いていて良かった。
当然のごとくみんなかっこいいけれど、ダサいジャージを着たコリン・ファレルの一味がめちゃくちゃかっこよかった。YouTuberっぽい下っ端が半端なく強くて痺れるし、あれで喧嘩強いとか反則すぎる。
アンチヘロインなのは監督とマシュー・マコノヒーの趣味だと思った。