平和を祈るヒツジくん

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の平和を祈るヒツジくんのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

終始最高な映画!社会現象まで起こして興行収入で千と千尋を抜いたのは驚きですね。映画館も今までに無いぐらい人が集まっていたのでビックリしました。劇場特典もワニ先生描き下ろしの短編マンガや週ごとの特典が着いてくるのが良いですね。今でも特典の更新をしているのが凄いです。

原作で10巻まで読んでから観にいきました。
個人的に良かったと思ったのは原作通り魘夢の錐が骨状のデザインで安心しました。ufotableは原作愛が強く、丁寧かつハイクオリティで作ってくれるのが最高ですね。
とある専門家の方が「鬼滅の刃は我々大人が教えなければいけない当たり前だけど大切な事を教えてくれる」と言っていた。鬼滅の刃で出てくる“家族愛”はメチャクチャ心を打たれて泣けます。
煉獄さんの最期にお母さんが出てくる所はウルっと来ました。あそこで煉獄さんの今までの全てが報われたと思うと胸を打たれます。
そしてエンディングで煉獄ファミリーの回想が流れてきて不意討ちを食らいました。いつも映画のエンディングはスタッフロールが流れるだけというのが多いので、まさかエンディングでサプライズがあるとは思わず泣けてしまいます……。

敵の猗窩座も後で思うと可哀想な奴だったんだと思わされます。コミックスのネタバレになるので伏せますが彼の技は猗窩座の過去そのものと言ってもいい、猗窩座の大事な人を表した技だと思うと泣けてきます。
キャラ設定の細かいところまで拘られているのも鬼滅の魅力だと感じます。


これから鬼滅は映画オンリーでやっていくんだろうか・・・