あやの

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のあやののレビュー・感想・評価

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煉獄さんの最後の辺りのシーンはなんだかんだ涙もろいので潤んでしまったよ、
そしてTVシリーズも劇場版クオリティだったけど当然ガチの劇場版だったからそりゃー映像は凄まじかった。
(実質やっぱりFateだったけど😂)
でも内容はそんなにか?だし面白いか?とは思う。

というか深夜アニメのガチ続編が日本歴代興行収入1位になっちゃうのは妥当ではないしどう考えても異常事態だからちょっと嫌だな~とも。
まぁコロナ禍のなか映画業界を元気にさせてくれたのは感謝しかないけど。

何より鬼滅に至っては色んな意味で複雑な感情があって、バイアス無しで観れなくて評価とか出来なくなってしまったので点数は無しで。
長年培ってきた私の核であるオタク部分が好意的に捉えることを許さないので…笑

以下ただの年季入ったオタクの鬼滅ブームへ思うことを書いてしまったんですけど、好意的には書いてないとは思うんで好きな方は見ないで下さい。フォローも書いてるつもりですが…。













この作品、なんでこんなウケたのかここ3年くらいの最大の謎。

このくらいの漫画アニメなんて今まで腐るほどあったのになんでこれだけ??
(年季入った漫画アニメ好きは特に同じ事を思う人も多いはず、色々良作を知ってるから)

…て内容を分析する前に分かる単純な事実、
凄いアニメ会社に凄いアニメを作ってもらって話題作りに成功したから。
(ゲームのオープニングとか特定のアニメを作ってきたクオリティ高いと有名な会社だけど、今までジャンプ原作とか王道ものをアニメ化したことがなかった)
アニメ放映時もだけど、極めつけはコロナ禍からの映画化前後の異常なプロモーション。
当然原作のポテンシャルもあるだろうけど。

この作品をきっかけに特にヒットの方程式が変わったと思っていて、
凄いアニメ会社に凄いアニメを作ってもらう
→SNSも大きな役割を果たして一般人も巻き込んで話題になる
→元々そんなに話題、ヒットになっていない原作も大ヒットする
というモデルが完全に出来上がったと思う。
(本来ヒットする作品って連載当初から話題になっている、というのがセオリーだった。少なくともジャンプだけですが20年以上買い続けてる側からすると。今作はアニメ前はとても話題になっていたとは言えなかった)

正直アニメが大ヒットするならばアニメ会社の人がすごいのであって、(+プロモーション側の戦略勝ち)
素直にこればっかりすごい、て作品の評価に直結させないで欲しいな~とか思う。まぁ難しいところではありますが…。
正直ラッキーガール?ボーイ?と思ってしまうのは私だけではないはず。

漫画を読んで作品を好きになる人が多くなって原作がヒットするなら何もいちゃもんつけないんですけど、
今回の一連の流れはいつもとは違うパターンかつあまりにも大規模だったので不満を感じてしまった。
それと個人的には特別面白いとはマジで思えなかったので(そこも大きい)。
(周囲の勧めもあってアニメ一期観たけどいつ面白くなるのかなって思ったら終わった。唯一会議のとこが一番まだ面白いかな?と思ったけど、このくらいの作品今まで略、という現状の感想。以降面白くなるのかな?)

って手厳しい感想なのも、
今まであった漫画アニメ等を愛しているからであって、
すごく好きだったり面白かったりした作品が不遇のまま終わった事も腐るほどあるわけで。
だから単にその嫉妬も相まって複雑な感情になってしまったオタクの性もあるだろうなぁ。めんどくさいですね…😂

で、ここまで書いたけど作者や作風や作品が嫌いなわけでは決してないです。
まぁ作品とは関係ないかもですがこの作者さんはコメントとか謙虚そうだし前に出てこないし作風や作るキャラクターからも分かるけど好印象しかないし。今の某ジャンプ爆売れ作品の作家とは違って。

ただ自分としては面白くはないな、特別新しさやメガヒットの要素は見つけられないな、て感じたのは事実なのでそこは自分に正直に行きたく…。

とはいっても正直もっと他の形で出会ってたら受け止め方も多少違っただろうなとは思う。
なんなら好意的に捉えられたかもしれない可能性を潰した
・出版社の過剰なプロモーション(特に劇場特典何種類もつけんの嫌い)
・過剰な人気や話題性に拍車をかけた
SNSやメディア(劇場特典もヒットの一因でもあるのに昔のヒット映画と同じ土俵で比べたがるの本当嫌い)、
とりあえず乗っちゃう人々(日本人に特に顕著な国民性っつーか)、
コロナ禍
を恨みたいレベル。笑

て何の話?ですね、論文書けそう。熱すぎ…😂
あやの

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