つめけん

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のつめけんのレビュー・感想・評価

4.0
「逃げるな卑怯者!逃げるな!」

素晴らしいんじゃないでしょうか。
劇場で泣いたのはエンドゲーム以来だし、涙の量だけで言えば僕史上歴代一位ってくらい泣いた。

原作漫画の戦闘シーンは、よく言えばスピーディ、悪く言えば飛び飛びで、ページ跨ぐ間に何があった?ってなることがよくあったんだけど、アニメになると何があったか把握しやすい。正直煉獄さんってそんな強い印象なかったし、なんなら猗窩座の噛ませくらいに思ってたけど、この映画のおかげで、不意に上弦と対峙したにしては大健闘だったんだとわかった。見直した。

原作だとなんかよくわからんけど気づいたら決着がついてた みたいな印象だった猗窩座戦が結構丁寧に作られてて、あぁこんなアツい戦いを繰り広げてたのね〜と。特に互いの奥義がぶつかり合うシーンの気合の入り様は凄かった。大迫力。

炭治郎が猗窩座に啖呵切るシーンは、劇伴も伴ってすごい感動した。めっちゃ泣いた。


気になった点
・炭治郎が煉獄家に行って一悶着起こす下りがお預けだった。煉獄パパが息子の名を呼ぶ場面がものすごい好きなんだけど、映画ではそこまで進まなかった。今後テレビ放送で描かれるならまぁよし。

・エンムのCGがなんか…うんこみたいで気持ち悪かった。
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