ロクシ

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のロクシのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初の墓参りの背景が実写みたい。無限列車を空撮するCGがすごすぎた😳
背景はほとんどCGなのかな?背景の迫力がすごかった。
バトルシーンも漫画以上に臨場感があって見応えたっぷりでした。

私は原作を読んだときも、会って数時間の煉獄さんに、なんでそこまで炭治郎が感情移入できるのかわからなくて…
むしろ継子だったみつりちゃん、煉獄さんのお父さんに命を救ってもらった伊黒さんの方がダメージでかいと思うんだけど😢
この後もたくさんキャラ死ぬけど、煉獄の死ほど炭治郎が悲しむシーンはないんだよね。(この時点での自分たちの無力さに泣いてるのか)
煉獄さんが死ぬところでは私は別に泣けなかったんだけど、
炭次郎が死んだ家族に会って泣くシーン、
アカザに「逃げるなぁ!俺たちはいつだってお前たちに有利な夜の闇の中で戦っているんだ!なのにお前は逃げるのか!」のセリフの演技がめちゃくちゃ良くて、胸に響きました
花江夏樹さんは劇中ほぼ喋りっぱなし、叫びっぱなしでうるさいけど、演技力が素晴らしい。
最近花江さんはゲーム実況者のイメージが強すぎて、あ、この人実力派声優だったって思い出しました笑
絶叫シーンも、さすがカネキ役の絶叫でオーディション勝ち取った花江さんだけあってすごかった!!
列車から転がり落ちた後に伊之助に「あいつの髪の毛引っこ抜いてやる!」→「そこまでしなくていいよぉ…」の気の抜けたイケボの言い方もすごく好きでした。(伊炭萌えしてしまった)
てか映画館の音のボリュームがでかすぎて、セリフが全部ビリビリ言ってて、微妙な吐息や声色のニュアンスが消えてて残念。

今回善逸と禰豆子は後半ほとんど出てこなくて寂しかった。
伊之助との共闘は熱かったけど善逸も混ぜてあげて〜😢
善逸ってこの後もほとんど出番ないんだっけ…
原作読み終わってから改めて映画を見ると、あれだけ煉獄さんが「それが柱というものだ。竈門少年、嘴平少年、黄色い少年、君たちが柱になったら…」と未来のことを語っていたのに、炭治郎達は柱にならないしなぁ😭というか柱しか出てこないからもう柱という概念がないというか。映画関係ないけど。
(二人は痣すら出ないもんなぁ)

その他
・エンム弱い🤣キャラデザめちゃくちゃいいのに。炭治郎も伊之助も無傷で勝利しちゃう。
噛ませだから仕方ないんだけど、本当に累より強い鬼だったのか?😅汽車と一体化したなら乗客一人くらい食べられたと思うんだけど
炭治郎達が蝶屋敷の特訓ででめちゃくちゃ強くなったってことかな
・炭治郎が致命傷で動けないのがエンムの攻撃じゃなくて運転手さんのアイスピックの傷と、ヒノカミ神楽の疲れって言うのが、今見るとショボくてウケる😅
・炭治郎の無意識界の光の小人は、原作だとモノローグで炭治郎の心がいかに美しすぎて、少年の心を癒やしたか描かれていて結構印象深かったんだけど、サラッとしてた。
・アカ座のアクセントにびっくり。しし座、みたいなアクセントだと思ってたら、アカチャンみたいなアクセント。
ハクジのエピソードを読み終わってからのアカザは切ないわ…😭だってあそこで煉獄さんが首を切れたとしても、結局アカザ本人の意志と関係なく首再生しちゃってたんだもん…
・弱者は嫌い、反吐が出るというセリフ、過去の自分に対して言ってるんだよね。力も意思もまっすぐな煉獄に惹かれたんだろうなぁ。そういえば彼のかつての師匠に似てる。
術式展開の氷の魔法陣みたいなのも、雪❄は婚約者の名前なんですよ…悲しい
・.hack//の梶浦由紀さんが、音楽担当してるの知らなかった。エンディング曲がどおりでエモいなと思ったんだ。天才ですよね。
・無限列車はホントは夢幻列車だと思うんだけど、なんで無限にしたのかな。夢幻は「人間は儚いから素晴らしい」っていうセリフにもかかっていると思う。
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