学校給食にかける熱い思いをテーマにしたグルメコメディときき、絶対に面白そう…！と思い視聴しました。
原作・ドラマシリーズどちらも触れておりませんが、それでも給食マニアの教師vs給食マニアの生徒という絵面が非常に分かりやすくて、すぐに展開についていくことができました。
時代もほんの少し遡って、映像や話の雰囲気全体が郷愁を感じさせるなつかしい空気…と、中学校の給食というポイントに何だか見ていて学生気分に戻るような映画でした。そしてこうして改めてみると、給食が本当においしそうで「給食食べたいな…」と思いながら102分を過ごすことに…。
市原隼人さんの演じる甘利田先生の食べっぷりとナレーションが本当に美味しそうで、見ていて大変微笑ましいです！個人的には校歌のシーンの先生が大好きで、これを見たさにドラマも見ようかな…という気持ちになりました。
笑ったり微笑ましく温かい気持ちになったり、主人公を見守っていくような映画でしたが、終盤にかけて胸にこみ上げるものがありました。先生と生徒どちらにも愛嬌と素朴さがあってよかったです。不器用で大人気ないところのある先生ですがたくさんの人に愛されているな…としみじみ感じます。
映画だけでも楽しむことができましたが、シリーズを追っていたらますますぐっとくる映画だったのでは…と思わずにいられません。甘利田先生の魅力に続編映画も見たくなってしまう…。
エンディング曲もとても好きで最後までくすっとさせてくれる映画でした。
