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ラーヤと龍の王国のgolgomanのネタバレレビュー・内容・結末

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

信じる心を失い、争うようになってしまった6つの国々。平和を取り戻すために、ハート王国の王女ラーヤが、聖なる力を持つ「龍の石」を探す旅に出る。


個人的には今ひとつな感じだったかなー。
関係する国が6つもあったせいか、全体的な関係性が今ひとつ浅く感じてしまった。それもあってラーヤとナマーリの絆というか因縁というか、その辺にもちょっとアツくなれなかった。
個人的には船頭の子も、お猿さん&女の子も、あまり必要なかったんじゃないかなって思ってしまった。それぞれ分断された国々の子どもたちなので、意味無いわけじゃないんだけど、そもそも6つの国っていう設定じゃなくて、3つくらいに絞っておけば、もう少し各キャラの濃度をあげられて、感情移入できたかなーという感じ。あとなんだろう。シスーの人型の時の顔が、ちょっと好みじゃなかったな笑

とはいえストーリーはとてもわかり易く、王道中の王道といった感じで、子供たちにはハマる内容だったと思う。
それと、個人的にアジア圏が背景のディズニー作品は始めて観たので、新鮮だった。そして毎度の事ながら映像が本当に綺麗。水や草木、建造物の表現は、実写と見紛うようなクオリティ。登場人物達の細かな動きや表情へのこだわりもすごい。それを観るためだけでも観る価値はある作品なんじゃなかろうか。
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