けこちゃ

ラーヤと龍の王国のけこちゃのネタバレレビュー・内容・結末

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても美しいお話
映像もストーリーも美しい

テーマは信じ合う心

まるでインディジョーンズのようなオープニングから一気にストーリーに引き込まれる
クマンドラの再興の夢は竜の石を巡っての人間同士の争いによって打ち砕かれる
裏切りによって父を石に変えられたラーヤは誰も信用する事ができない大人に成長する
父を元に戻すためだけにシスーを探すラーヤ

やっと会えたシスーのキャラが予想外すぎた
大いなるチカラを持ち叡智に富み全ての闇を祓う絶対的な存在、それが最後の竜シスー!
では、全然なかった

シスーの声、表情、人間の姿形、どれもこれもが楽しすぎた
こんな人いるよね、誰かに似てるよ!って思いながらずっと観ていた
石を手に入れる度に増えていくスキル
雨を操って空を駆けるシーンは後半にも繋がるとても美しいシーン

今回のお供はトゥクトゥク(アルマジロ?)冒頭あんなに可愛かったのに、いきなり牛並み、しかもstar warsの乗り物みたいになって出てきてびっくり
小さい方が可愛かったよw

シスーのキャラがとてもよかった
復活した時に、全知全能の大いなる竜じゃないんかーいって思ったけど、兄弟それぞれの力が復活していく過程にワクワクした

ラーヤとナマーリの戦闘シーンがとにかくカッコいい
武術の達人が実際に戦っているかのようなスピードと迫力
ナマーリのキャラ設定もラストシーンに繋げていく要素

クライマックスではなぜか涙が溢れたわ

石にされた人たちのポーズは許しを乞う姿だったのかな・・
けこちゃ

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