文化の面において、人類の最前線で、差別や偏見を乗り越えようと奮闘してる人たちが、今つくり得る最高の物語をつくったらこうなるんだなって。語彙力足りなくてもどかしいんだけど、これは人類がつくり得るファンタジーの一つの到達点、模範というか、物語ってかくあるべきだなと思った。
まず、物語の舞台がアジアモチーフで、主人公たちのキャラクターデザインが西洋的な基準の美人ではないのが、ほんとに最高。今は西洋中心主義に基づかないキャラデザが見慣れないから違和感を抱くかもしれないけど、西洋(白人)中心主義を脱した作品をつくってくれたことに感謝する日が将来必ず来ると思う。
他者を信じることの難しさ、他者を信じられない心の惰弱さ、そんな惰弱さを乗り越えて、他者を信じようとする魂の崇高さとか、「信じる」ことについて改めて考えさせてくれる物語だった。
あと、観ていて、「安全保障は不安から生ずる」という恩師の言葉を思い出した。不安、不信という化け物は人の命を喰らってみるみる大きくなっていくのだとわかりやすく視覚化されていた。
今この作品を世に出す意義深さが計り知れない、、
余談だけどクレジットのcaffeination って役職?が気になって調べたら、ディズニースタジオで文字通りコーヒーのバリスタ?的な仕事をする人が載ってるらしい。ディズニースタジオで働くにはそんな方法もあるのか、、