ジャッリカットゥ 牛の怒りのzzzのネタバレレビュー・内容・結末

「暴走牛VS1000人の狂人!!」
怒り狂って暴れ回る牛とパニックに陥りながらも闘う人間たち…面白そう…と思い鑑賞。

しかし、牛は殺されないようとっとこ逃げ回っているだけで怒ってはなさそう、むしろ一番冷静でおとなしかった。
怒り狂ってるのは人間たち。日頃抱えていた不満や過去の確執が、牛脱走によるストレスで一気に爆発。
これでもか、というくらい人が沸いて出てきて怖い。けどちょっと笑う。

合間に挟まる風景のカットや音楽が不気味だけど癖になる。
人に勧めるかは微妙だけど、自分は割と好き。面白かった。


※初見で人物の判別がつかぬままストーリーが進んでしまったので、2回観た。みんな似すぎでは？笑

・ヴァルキ：肉屋の店主。途中から空気。
・ソフィ：ヴァルキの妹。アントニに冷たい。あまり出てこない。

・アントニ：ヴァルキの肉屋で働いており、屠殺の際に水牛を逃がす。白タンクトップ＆チェック柄ボトムで髪と髭が濃い。大雨の後で白Tシャツ＆無地ボトムに着替える。回想シーンでは、髪も髭もやや少なめ。ソフィが好き。

・クッタッチャン：過去アントニの密告により村を追放されたが、牛捕獲のため呼び戻される。鉄砲を持っている。柄シャツで髪も髭もさっぱり。大雨の後も着替えない。回想シーンでは、半裸で髪も髭も濃い。

他にも様々な人物が登場するが、アントニとクッタッチャンを見失わなければとりあえず大丈夫。