紅茶

馬ありての紅茶のレビュー・感想・評価

馬ありて(2019年製作の映画)
3.6
馬という動物と人間という私達との共生の仕方を見つめ直すことが出来る作品だった。作中、馬主が「昔みたいに畑で使われる方が良かった」と言ってたシーンが心の中ですごく引っかかった。
近年、ヴィーガンを主張する人たちが「動物たちが可哀想だ!殺されるのを嫌がっているじゃないか!」と叫んでいるのをよく見かける。私自身はその意見に思い入れがあるわけではないし深く傾倒しているわけではない。だけど、昔は色んな仕事の相棒として共に寄り添ってきていた馬たちが今は速さを競わせられるか食べられるかしかないのかと考えると少し悲しくなってしまう。
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