監督は台湾のトム・リン。
主演は阿部寛さんとマレーシア出身のリー・シンジエ。
共演にシルビア・チャン。
マレーシア発の映画は初めて!
とても不思議な艶のあるミステリー。
中村有朋は本来の日本人が持つ良心と言ったところだろうか?
暴力は人を怪物に変えてしまう。
実は…色々と思うところがあってこの作品、ユーロスペースで2回見てます笑
海外の映画で日本の大スター阿部寛が主演!
普通に考えたら大きなシネコンを中心に大々的に公開、めちゃくちゃ盛り上がるはず!
なのになぜか?
ミニシアター中心の小規模公開で、阿部さんの知名度や実力から考えれば不思議なくらい話に出てこない。
その理由は日本兵の暴挙があまりにもリアルに醜くハッキリと描かれてるからだろう。
それはもう見てて虫酸が走るくらいに。
トム・リン監督はどう考えても反日主義者でこれは明らかな反日映画!過剰に日本を悪く描きやがって!
嘘です、そんなことは思わない笑
わからないけど、ほとんどの日本兵は実際にこう言うことをしてたと思う。
それは歴史を振り返ればわかること。
日本、アメリカ、ロシア、中国、韓国、ドイツ、フランス、イギリスなど。
アメリカやロシアは敗戦の日本に対して同じようなことをしてるしね。
時代や国籍、国同士の大きな戦争や家同士の小さな争いとか全て関係なく、男と言う生き物は争いに勝てば相手側の弱い人間に対して必ずこう言った暴挙に出る。
外国人が相手だからとか関係ない、同じ国の人間に対してもやるし。
こう言うシーンを見たり聞いたり読んだりするたびに本当にはらわたが煮えくり返る思いがする!
…けど。
お前も同じ状況になればきっと同じことをするさ。
先祖の亡霊の声が聞こえてきそうだ。
※Twitterもよろしくお願いします!→@Blueeternal2022