え、これ全部アドリブなの?って、
驚きました。
カメラワークかっこいいし、編集のテンポもよくて、登場人物がヘンで、おもしろいです!
主人公タクロウが
どんどん恋人キャラの登場人物に絡まれて、会話のやり取りや、なんでやねんな展開や。
でも、なんか微笑ましくて、ハートフルな気持ちになる。
舞台挨拶のときも、役者さんも、監督もこぞって、自分の作品を「無駄」と言ってしまう思いきりのよい「無駄に」プロモーションも凄いなと。
個人的には学生時代のときのプチ反抗期を思い出しました。
やたら何か意味を見いだそうとしたり、意味がないことをしてはいけないような考えが嫌だった時期。
監督の自虐的なメッセージのなかに、
「みんなどんどん好きなことやろうぜ」「やりたいこと、やろうぜ」と背中を押すような感じがしました。
また、ここで意味付けしようとしてしまう自分が、ちょっぴり恥ずかしくなるけど…。
でもって芝居が凄い熱量。
全編アドリブってことなので、
役者さんも力量を試されるという…そのいい感じの緊張感なのか、勢いや臨場感がぎゅっとなってる。
そういう生のものを納めて、編集の妙でテンポよく切り取っていて、それもすごいなー。
JUNPEI SUZUKI監督はCRAZY JOE 名義でMVも制作されてるんですって、なるほど!
最後のミュージックビデオの歌詞も面白かったです。