監督、脚本、主演 高橋雄祐のショートムービー。
料理人を目指す盲目の青年のリアリティがない話のはずなのに、刺さる作品でした。
盲目だけどやりたい事があれば頑張ればいいし、失敗してもまた挑戦すればいい。
盲目に限らず人は誰も出来ない事があるけど、だからやってはいけないわけじゃない。
彼に料理を教える先輩が、すごくいい。貸し60個くらいあるけど、偉ぶらない。優しい。特別扱いしない。そんな人いないかもしれないし、いたらいいなと思う。
店のオーナー、チャンスをあげるのも、見守る表情もいい。でも名前書かせるか？あの厨房で働かせるのは危ないし無理があるけど、受け入れてくれるとこもあるかもしれない。
ナチュラルな会話や自然な描写の中に、キラッと希望が見えるような作品でした。
