40分のショートムービー。
ショートムービーの場合は前後の説明は不要だと思っているし、主人公が挫折しなくて良いとも思っているし、観ている側がなんとなく良い気分になれば成功だと考えている。
そういう意味では大成功の映画なんだけど、
『5%の奇跡』と似たテーマだし、ストーリーのボリュームが2時間の内容なので、いろいろ物足りなさを感じてしまった。
目の見えない青年が下北沢のパスタ(フレッシュナポリタン)に一目惚れし、その店で見習いとして働き、
正規の店員になるために、1ヶ月後にナポリタンをつくるテストに挑むという物語。
同僚のケンタが超良い奴だったし、
料理長も障がい者と差別しない人だった。
ショートムービーに細かいこと指摘するのは野暮だけど、
職場(レストラン内)でタバコを吸うとか、スナップ写真を(スマホでなくて)カメラで撮影するとか、CDで音楽を聞くとか、時代背景はいつなんだろう…とも思ってしまった。