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戦争と女の顔のswknnmyのレビュー・感想・評価

戦争と女の顔(2019年製作の映画)
4.2
こんなにも静かな戦争の映画を観たことがない。
多くを物語らず、瞳の動きや息遣いから伝わってくるものがあるけれど
どういう感情なのか正確には読み取れない。
抑えられた表現は、身に迫るものがあった。

友情なのか愛情なのか分類することには意味がなくて
生きること、命を産むことへの執着が
生物としての本能を感じさせる。

全てをわかりやすく描いていない、簡単に結論付けていないから
心の中に浮遊したままで、整理せずに置いておける。
そういうものがいま私には信頼できるもののようだ。
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