サオリちゃん(仮名)は今年うちの病棟に3人入った一年生のなかで、唯一の女の子
ちょっとおっとりしていて、けれどもいつも一生懸命
はじめは、少しものを覚えるのが苦手なのかと思ったけれど
同期の男の子…
今年みた映画の中で、鑑賞中一番笑った。
勿論コメディとして作られたわけでも観に行ったわけでもない。むしろ真面目に作られた、鑑賞者もつい真剣に観がちな映画だと思う。
なのにこんなに笑えたのは多分、…
衝撃的な内容ではないのに、印象に残った。
この社会の中で暮らして行くには、他人の助けが不可欠な『まことさん』。
でも考えていることは全然間違ってないし、とても純粋で、『そうだよね〜』と共感してしまう…
まことさんは仮面ライダーが大好きで、たくさんのフィギュアを、きれいに並べて飾ってある。近所で仮面ライダーショーがあると知れば出かける。
でもまことさんが外出するときは出発に時間がかかる。玄関を出て…
初めのうち、まことさんは
普通(この言葉はあまり好きではないですが便宜上)の人に見える。
何処が発達障害?
徐々にカメラが教えてくれ始める。
物の置き方に拘るとことか、物事を決まり通りにしかやらない…
ADHDをもつ高齢独居生活者“マコトさん”をその親族で同じくADHDをもつ監督が追ったドキュメンタリー
病について色々考えさせられる、みたいな話でなくマコトさんのおかしみ、監督との交流の暖かみが魅力…
発達障害の軽度はあるにせよ誰にでも存在してるはず。自分の普通を他人に押し付けない。その人にはその人のルールがあるのだと身に染みた。
この日は朝一の上映にお笑い芸人のGAG福井さんがトークゲストとして…
今年の映画納めでした。
坪田監督も、まことさんも、それぞれに悩みを抱えていて、その悩みは障害特性に関するものから普遍的な悩みまで様々。
けれどその悩みを他者に理解してもらうのは容易ではないなと感じま…
ADHDである監督が、発達障害を抱えてる親族のまことさんの姿を追うドキュメンタリー。
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それぞれに、さまざまな困難がありながらも、2人の友情に似たつながりが温かく胸がいっぱいになる。
色々な想いが…