NoAceJustYou

ディアスキン 鹿革の殺人鬼のNoAceJustYouのレビュー・感想・評価

1.0
2021/6/5鑑賞。21点。


<見所>
・パルプ・フィクションの時系列を元に戻すと駄作になる
・俺は生きてる限りジャケットを着ない


<あらすじ・ネタバレあり>
わざわざド田舎にまで来たジョルジュの目的はただ一つ。
鹿革ジャケットを手に入れること。
田舎に住む老人から、鹿革ジャケットを購入したジョルジュは大満足。
オマケとしてビデオカメラまでもらってハッピー。

鹿革ジャケットに惚れ惚れのジョルジュはあるとき、ジャケットから【世界にひとつだけのジャケットになるのが夢だ】と話しかけられる。
書いてる時点で意味不明w
完全に幻聴だし、もしかしたら統合失調症かも

妻から、共同名義の口座を凍結されたジョルジュはほぼ一文無し。
そこで、先日であったバーテンダーの女性・デニースを頼る。
デニースが、映画業界で働きたいと話していたため、ジョルジュは映画監督を装う。
デニースは監督助手になり、ジョルジュはデニースから映画制作費と称して金を借りる。

ジョルジュは、【世界にひとつだけのジャケット】を実現させるため、街に繰り出しては一般人に声をかけ、「映画を撮影している。1人の人間がジャケットを捨てるシーンを撮影させてくれ」と頼んだ後、ジャケットを奪っていた。
自分を尾行する少年に気づいたジョルジュは、少年に石をぶつける。

ある夜ジョルジュは、ジャケットを着た2人組を殺害し、ジャケットを奪う。その犯行を映像に収め、デニースに渡す。
デニースは、ジョルジュの製作している映画が【ジャケットを主役とした映画】だと理解。
デニースは、給料を前借りしてジョルジュに鹿皮のズボンをプレゼント。
【鹿革の殺人鬼】をテーマにした映画を作ろうとデニースが提案し、ジョルジュはその話に乗る。カメラを回して町に繰り出しては無作為に人を選んで殺害し、ジャケットを奪っていった。

5万ユーロを父から受け取ったデニース。
デニースは、ジョルジュが映画監督だと嘘をついていたことを最初から見抜いていた。
「資金を持つ自分が、今後の映画製作の軸を決める」とデニース。
ジョルジュは鹿革の手袋を買ってもらうことを条件に、デニースに従う。

鹿革のジャケット、ズボン、帽子、手袋をゲットしてご満悦のジョルジュは、デニースにカメラを回させると「私を撮ってくれ」と指示。
すると、ジョルジュの頭がスナイパーライフルで撃ち抜かれる。
狙撃したのは、以前町でジョルジュが石をぶつけた子供の父親。
デニースは死体となったジョルジュから鹿革の服を奪い、身につける。

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・最後の感じだと、デニースはジョルジュの殺人を知ってた?
殺人フィルムを見ても興奮するだけだし、ジョルジュが死んでも動じないし。ジョルジュに渡したお金の使い道も映画製作に充てられてないって気づいてたもんね。

・子供に石をぶつけられたことにキレるのはわかるけど、それで射殺する父親やばいでしょw
イカれてる登場人物結構多い映画だったしw
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