“ラオスの森の民がわたしたちに教えてくれること。
人食い伝説によって、たがいに憎しみ合うムラブリ族に日本の言語学者が対話の力で融和をもたらす。
映像人類学の可能性を切りひらく、かつてない冒険!”
-イメージフォーラムHPより-
穏やかにたくましく森で暮らすムラブリ族を追ったドキュメンタリー。
文字が存在しないムラブリ語と、タイ語をはじめ多言語を操る言語学者伊藤さんが、対立しあっていたコミュニティを対話で繋ごうと奔走します。
互いに対立の種になっていた【噂】に耳を傾け、少しずつほぐしていく過程は、全人類が参考になるなと思いました。
尊重しあい歩み寄る。
語学の可能性が光る作品です。