ねじ

森のムラブリのねじのレビュー・感想・評価

森のムラブリ(2019年製作の映画)
3.5
正直この作品を映画として評価するのは難しいというか、映画感がなかった。のでスコアも適当。映画的ではない。描かれる出来事がかなり淡々としている。(個人的にはいい映画だった、とは言えない。いい映像だった、と言うことはできても。)
家にこだわりがなかったり、明日の食物のことを考えず、常にその日暮らしな生き方が、現代に犯されたわたしたちにはないものだと感じた。この暮らし方こそ自然状態の人間なんだろうか。
どんな人でも音楽は好きなのかな、と思う。人類は音楽という言語を共通している。ムラブリ語に感情を表す語句はあるのだろうか、と疑問に思った。歌も、自己表現のようでありながら、自分の感情を歌っているというより、体験した物事を語るためのものであるような気がする。
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